【作詞家】 三浦徳子 80年代の作詞家総売上枚数女性1位

作詞家 三浦徳子

80年代、松田聖子、八神純子などの歌詞を書いた偉人。
80年代の作詞家総売上枚数女性1位。

 

https://youtu.be/6qCH62gO9O0

実績

1980年代作詞家総売上で女性1位 三浦徳子さんが死去 主な記録【オリコン】 | ORICON NEWS

 三浦さんは1978年に作詞家としてデビュー。郷ひろみ「お嫁サンバ」、松田聖子「風は秋色」「チェリーブラッサム」「夏の扉」、八神純子「みずいろの雨」、松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」、工藤静香「嵐の素顔」、吉川晃司「モニカ」など、1980年代を中心に数多くのヒット曲を手がけた。

 オリコン調べ(2023年11月20日現在)では、「1980年代の作詞家総売上枚数」記録(集計期間1979年12/3付~89年11/27付)で、松本隆氏(3239.1万枚)、売野雅勇氏(2034.1万枚)、秋元康氏(1769万枚)に次ぎ、三浦さんは4位の1314.4万枚。女性では1位だった。

 三浦さんの作詞シングル累積売上TOP15は以下のとおり。

■三浦徳子さん 作詞シングル累積売上TOP15(オリコン調べ)
1位…杏里「キャッツ・アイ」(1983年8月5日発売)
 オリコン週間シングルランキング最高1位、累積売上82.0万枚
2位…松田聖子「風は秋色/Eighteen」(1980年10月1日発売)
 最高1位、累積売上79.7万枚
3位…松田聖子「チェリーブラッサム」(1981年1月21日発売)
 最高1位、累積売上67.5万枚
4位…松田聖子「青い珊瑚礁」(1980年7月1日発売)
 最高2位、累積売上60.3万枚
5位…八神純子「みずいろの雨」(1978年9月5日発売)
 最高2位、累積売上58.8万枚
6位…松田聖子「夏の扉」(1981年4月21日発売)
 最高1位、累積売上56.9万枚
7位…八神純子「パープルタウン」(1980年7月21日発売)
 最高2位、累積売上56.4万枚
8位…工藤静香「嵐の素顔」(1989年5月3日発売)
 最高1位、累積売上52.4万枚
9位…田原俊彦「君に薔薇薔薇…という感じ」(1982年1月27日発売)
 最高3位、累積売上36.5万枚
10位…沢田研二「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」(1981/9/21発売)
 最高6位、累積売上36.4万枚
11位…吉川晃司「モニカ」(1984年2月1日発売)
 最高4位、累積売上33.9万枚
12位…シブがき隊「ZIGZAGセブンティーン/Gジャンブルース」(1982年10月28日発売)
 最高5位、累積売上33.5万枚
13位…松田聖子「裸足の季節」(1980年4月1日発売)
 最高12位、累積売上28.3万枚
14位…岩崎宏美「万華鏡」(1979年9月15日発売)
 最高10位、累積売上27.8万枚
15位…郷ひろみ「お嫁サンバ」(1981年5月1日発売)
 最高6位、累積売上27.3万枚
※「亜伊林」名義での作詞楽曲は別扱い。なお、亜伊林名義での作詞シングル累積売上1位は永井真理子「ZUTTO」(1990年10月24日発売)累積売上54.6万枚
※記録は2023年11/20付現在

特徴

三浦徳子 - Wikipedia

音楽性 作詞の特徴としては、メロディーが望む言葉をそのとき思いつくかどうかを重視し[9]、作詞家の仕事はやって来るものをガバッとつかむものでディレクターから直されたり、悩んだりすると魅力がなくなり、悩むとお客さんに見破られると語っている[10]

[11]。ただ「サビがうまくいかないと、納得するまで何度も書き直しますね」とも述べ[10]、

作詞家の労働時間は、歩いているときも、同時に考えていることは考えているという[11]。

面倒なことを歌いたい人はいないという理由から意味もなく語彙を増やすことには否定的であり、語彙の量や質よりも、言葉と言葉の組み合わせによる新たな効果を重視するという[4]。

三浦の出世作である「みずいろの雨」については、八神純子は複数の作詞家に作詞を発注しており、いわゆる競作であった。三浦は曲を聴く前にすでに「みずいろの雨」というテーマを決めていた。みずいろは日本人が好む色であり、歌謡曲といえば雨と考えたからである。三浦は「曲を聞いたら、ちょうど『みずいろの雨』でよかったんです」と述べている。「みずいろ」をひらがなにしたのは、漢字にするとイメージが固まってしまうからであった。「くずれてしまえ」という命令形の歌詞について、三浦は、当時としては珍しいものであり、当時の八神純子が気の強い女の子であったから浮かんだ歌詞だったのだろうと語っている[10]。